レオさんのこと

レオさん……チンチラゴールデンのオス、14歳。甘えん坊で怖がりな箱入り息子。趣味は快適な場所を見つけて寝ること。隣に住むチンチラゴールデンのタバサちゃん（偶然にも同じ猫種だった！）に一目惚れ♡

10歳の時、我が家にやって来たレオさんは、今から約5年前に里親募集のサイトで偶然見つけた運命の猫です。最初はとても人見知りで、やってきた当初は、玄関にある傘立ての後ろに隠れたり（基本デカいので全然隠れてませんでしたが）、ソファの影に隠れたりしていました。

 ↑傘立ての後ろに隠れている（つもり笑）のレオさん。

↑ソファの影から様子をうかがうレオさん。

そんなレオさんもすっかり私との生活に慣れ、今では家じゅう私の後をついて回るストーカーと化しています。もちろん寝る時も一緒です。

セミダブルベッドに並べた枕のひとつがレオさんのお気に入りの寝床。毎晩、私の顔の横で「フガー」「フンゴー！」「ブヒー！！」（ブタではありません、悪しからず……）などという、なかなかバリエーションに富んだいびきを展開しています。

好奇心旺盛なレオさんは、これまでに2回ほど脱走しました。1回目は洗濯物を干している最中に、2回目は自ら網戸を開けて。2回目の脱走から、我が家では真夏でも窓は開けられません（天窓は開けてます）。エアコンもあんまり好きじゃないみたいで、一日中つけっぱなしにしていると別のエアコンのついていない部屋に移動します。

そして2回目の脱走の時、ベランダの隙間から勝手にお隣に遊びに行って、運命の彼女を見つけて来ました。それがタバサちゃん。最初は窓ガラスにレオさんが反射して映ってるのかと思いましたが、よくよく見るとレオさんより少し小柄でお顔も少し違う…なんとメスのチンチラゴールデンだったのです！

↑分かりますか？カーテンの影にチラッと見えてるのがタバサちゃんです。

人のお宅のベランダだから！早くこっち戻って来い！と言っても聞きません。仕方なくお隣さんの呼び鈴をならし、事情を説明し、図々しく上がらせていただいて捕獲と相成りました……。

タバサちゃんは当時まだ3歳くらいで、小さくて、鳴き声もか弱くて、パーツが顔の中心に寄っていて、「ザ・ペルシャ」という雰囲気を醸し出しておりました。それに比べてレオさんは、全体的にコロコロしてて丸いので、かわいいっちゃあかわいいですが、タバサちゃんのような気品はありません（笑）。

毎日お留守番させてゴメンね……と心の中で謝りつつ、無邪気なレオさんの寝顔を見て今日も癒されるオリヒカなのでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！